祖母の排泄トラブルで、一番最初に「これはまずい」と思った出来事がありました。
リビングの床に広がっていた、下痢。
そのとき私は、何が起きたのかまったく理解できませんでした。
最初に起きた出来事|大量の下痢失禁
当時はまだアパートで生活していた頃でした。
ある朝起きると、
リビングの床に下痢が広がっていました。
祖母はズボンもパンツも下ろした状態で、
その場にいたのを覚えています。
最初は、本当に状況が理解できませんでした。
どうしてこうなったのか、まったく分かりませんでした。
あとから考えると、夜中に冷凍庫にあったアイスを5個すべて食べてしまっていたようでした。
その影響で下痢になり、トイレに間に合わなかったのだと思います。
そして、汚れてしまったあとに着替えようとしていたのではないかと感じました。
当時の様子をくわしく
▶3|食べ続ける祖母と、止める私
新居でも続いた排泄トラブル
その後、新居に引っ越してからも、
同じようなことがありました。
玄関に下痢が広がり、
そこからポタポタと続いていて、
たどると、
汚れたリハビリパンツを持って祖母が歩いていました。
「ゴミを捨てに行くんだ」
そう言っていました。
こうした下痢の失禁が、
少なくとも3回はありました。
泣くほどしんどかった
新居での下痢は引っ越しをしてまだ1ヶ月も経っていないときでした。
本当にショックで、
泣きながらデッキブラシを買いに行き、
水を流して掃除しました。
片付けや掃除ももちろん大変でしたが、
それ以上に、
「また起きるかもしれない」
という不安がずっとありました。
夫と、あの出来事を
「Xデー」と呼ぶようになっていました。
それくらい、
強く印象に残る出来事でした。
なぜ起きたのか、あとから分かったこと
最初は、
「仕方ないこと」としか思えていませんでした。
でも振り返ると、
便秘で溜めていた状態から、
一気に崩れてしまい、
大量の下痢につながっていた可能性がありました。
「下痢をおさえる」のではなく、「そもそも崩れないようにする」。
排泄トラブルと向き合うなかで、
そういう考え方ができるようになったのは、
このXデーがあったからだと思っています。
排便コントロールに取り組みはじめた
こうした経験が続いたことで、排便のリズムを整えることを意識するようになりました。
生活の中でできることを少しずつ試していきました。
今でも完璧にはできていません。でも、Xデーのような出来事はあれ以来起きていません。
「防げるかもしれないことは、できる範囲で防ぐ」
そう思いながら、今日も祖母の介護を続けています。
▶ 排便コントロールについては別記事でまとめます。
「なめていた私のダブルケア」は
第一子出産後から始まった在宅介護と育児の記録です。
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1|子どもが幸せでなくなるなら、介護はやらないと思っていた
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ダブルケア【体験記】

