美容院に通っていた祖母の髪を、今は私がバリカンで切っています。
美容院 → 1000円カット → 自宅でカット。
この7年で、祖母の状態が変わる度に、髪のケア方法も変わりました。
車椅子でもお店で切ってもらえるのか、自宅で切るときに髪をどう散らかさないか。そのあたりも書いていきます。
▶プロフィール
美容院に行っていた頃
祖母がまだ自分で歩けていた頃は、自分のヘアカットと一緒に美容院で切ってもらっていました。
美容院に行くときは「しっかりしなければ」
と祖母も思うのか、いつもよりピンっとしているように見えました。
白髪染めもできたので、美容院に行くと若々しくなります。
車椅子になってから|1000円カット
だんだん足腰が弱くなり、シャンプーチェアーなどの移動が大変になりました。
車椅子になると、美容院に行くのが難しくなりました。
そこで助かったのが、1000円カットのお店です。
椅子をどかしてもらえるので、車椅子のままスーッと入れる。
特に場所を移動することなく、短時間でカットが終わるので祖母も疲れずにすみました。
予約や事前の電話はしていません。当日、お店で「車椅子でも大丈夫ですか?」と聞いてみたら、快く対応してもらえました。
流れはこんな感じです。
- イオンの中に入っている1000円カットのお店
- お店の椅子をどかしてもらって、車椅子に座ったまま個室へ
- そのままケープをつけてもらってカット
- 10分もかからずに終了
車椅子でも嫌な顔ひとつせず受け入れてくれて、なんだかほっとした覚えがあります。
断られたらどうしよう、と身構えていたのは私のほうでした。気になっている方は、一度聞いてみるといいと思います。
また、白髪染めは諦めました。
髪が黒から白になると一気におばあちゃんに見えるようになりました。
自分で切るようになって3年
3年くらい前から、自宅でカットするようになりました。
理由は介護のしやすさと連れて行くことが大変になったからです。
髪が伸びると洗髪が大変になります。
寝癖もつきやすくなる。
ベリーショートにしておく方が、ケアがずっとスムーズになります。
わが家の洗髪のやり方は、こちらに書いています。
▶寝たきりの洗髪のやり方|オムツとペットボトルでベッドの上で5分【在宅介護】
短い方がさっぱりして、祖母自身も気持ちよさそうに見えます。
人の髪を切るのって、難しい
自分でカットするようになってすぐ気づいたのが、「人の髪って難しい」ということ。
最初はYouTubeを見ながらやっていました。
自分の指を切ってしまったこともあります(笑)。
カットのあとは髪が散らばって、掃除が地味に大変なのも悩みでした。
バリカンを買ってみた


今回、バリカンを買ってみました。
使ってみた感想は、「まあまあ、慣れが必要」というところです。
バリカン自体の扱いにまだ慣れていなくて、
カットするのには時間がかかりました。
しかし、同じ長さに切れるので仕上がりはまとまりました。
髪が散らばらない!ゴミ袋を使った解決策
もう一つの悩みが、髪の散らばりです。
バリカンは細かい毛がたくさん散らばります。
そこで今回考えた対策がこれです。
大きなゴミ袋の底に穴を開けて、祖母の頭からすっぽり被せる。
袋の下側をくるっと外側に折り返して受け皿にする。
カットした髪が袋の中に落ちていくようにしました。
これが意外とうまくいきました。
後片付けがかなり楽になりました。
祖母は特に嫌がる様子もなく、いつも通り静かにしてくれていました。
介護において、髪を切るということ
美容院、1000円カット、自宅でのカット。
気づけば、祖母の髪を取り巻く環境も、祖母の状態に合わせてずっと変わってきました。
やり方は、そのときそのときで変えていくしかないんだなと思っています。
白髪だらけになって、できないことが増えても、
きれいでいてほしいと思う気持ちだけは変わりません。
爪のケアについても、書いています。
▶高齢者の爪切りは感染対策|目やにの原因が「汚れた爪」だった話
▶私が使っているバリカンはこちら

アタッチメントを変更することで、長さを変えることができる。
本体を水洗いできる。
お手頃な価格だった。
これが、購入ポイントです。
音も小さいので、0歳児のヘアカットにも使うことができました。
この記事はわが家でのやり方です。合う方法は、その方の姿勢の保ちやすさや頭皮の状態によって変わります。

