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高齢者の散髪を自宅でする方法|美容院→1000円カット→バリカンになったわが家

在宅介護 ヘアカット 介護のケア技術
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美容院に通っていた祖母の髪を、今は私がバリカンで切っています。

美容院 → 1000円カット → 自宅でカット。
この7年で、祖母の状態が変わる度に、髪のケア方法も変わりました。

車椅子でもお店で切ってもらえるのか、自宅で切るときに髪をどう散らかさないか。そのあたりも書いていきます。


祖母の在宅介護は、第一子が生まれた2019年から。いまは子ども3人を育てながら続けています(要介護1→現在は要介護4)。看護師として、2013年から2026年3月まで総合病院で働いていました。この記事は、その体験をもとに書いています。
▶プロフィール

美容院に行っていた頃

祖母がまだ自分で歩けていた頃は、自分のヘアカットと一緒に美容院で切ってもらっていました。

美容院に行くときは「しっかりしなければ」
と祖母も思うのか、いつもよりピンっとしているように見えました。

白髪染めもできたので、美容院に行くと若々しくなります。


車椅子になってから|1000円カット

だんだん足腰が弱くなり、シャンプーチェアーなどの移動が大変になりました。

車椅子になると、美容院に行くのが難しくなりました。

そこで助かったのが、1000円カットのお店です。

椅子をどかしてもらえるので、車椅子のままスーッと入れる。

特に場所を移動することなく、短時間でカットが終わるので祖母も疲れずにすみました。

予約や事前の電話はしていません。当日、お店で「車椅子でも大丈夫ですか?」と聞いてみたら、快く対応してもらえました。

流れはこんな感じです。

  • イオンの中に入っている1000円カットのお店
  • お店の椅子をどかしてもらって、車椅子に座ったまま個室へ
  • そのままケープをつけてもらってカット
  • 10分もかからずに終了

車椅子でも嫌な顔ひとつせず受け入れてくれて、なんだかほっとした覚えがあります。
断られたらどうしよう、と身構えていたのは私のほうでした。気になっている方は、一度聞いてみるといいと思います。

また、白髪染めは諦めました。

髪が黒から白になると一気に「おばあちゃん」に見えるようになりました。


自分で切るようになって3年

3年くらい前から、自宅でカットするようになりました。

理由は介護のしやすさと連れて行くことが大変になったからです。

髪が伸びると洗髪が大変になります。
寝癖もつきやすくなる。
ベリーショートにしておく方が、ケアがずっとスムーズになります。

わが家の洗髪のやり方は、こちらに書いています。
▶寝たきりの洗髪のやり方|オムツとペットボトルでベッドの上で5分【在宅介護】

短い方がさっぱりして、祖母自身も気持ちよさそうに見えます。


人の髪を切るのって、難しい

自分でカットするようになってすぐ気づいたのが、「人の髪って難しい」ということ。

最初はYouTubeを見ながらやっていました。

自分の指を切ってしまったこともあります(笑)。

カットのあとは髪が散らばって、掃除が地味に大変なのも悩みでした。


バリカンを買ってみた

ゴミ袋の底を切って肩にかけ、顔を出した状態でヘアカットの準備をしているところ。袋の下側を外側に折り返して切った毛の受け皿にする図解つき
バリカンで祖母の髪を切る準備をしているところ

今回、バリカンを買ってみました。

使ってみた感想は、「まあまあ、慣れが必要」というところです。

バリカン自体の扱いにまだ慣れていなくて、
カットするのには時間がかかりました。
しかし、同じ長さに切れるので仕上がりはまとまりました。

▶私が使っているバリカンはこちら

わが家で使っているパナソニックのバリカン本体

アタッチメントを変更することで、長さを変えることができる。
本体を水洗いできる。
お手頃な価格だった。

これが、購入ポイントです。

音も小さいので、0歳児のヘアカットにも使うことができました。

パナソニック バリカン ER-GF82-S

パナソニック ファミリー用ヘアカッター ER-GF82-S


髪が散らばらない!ゴミ袋を使った解決策

もう一つの悩みが、髪の散らばりです。

バリカンは細かい毛がたくさん散らばります。

そこで今回考えた対策がこれです。

大きなゴミ袋の底に、頭が無理なく通る大きさの穴を開けます。
顔を覆わないように頭から通して肩にかけ、袋の下側をくるっと外側に折り返して受け皿にする。
カットした髪が袋の中に落ちていくようにしました。

これが意外とうまくいきました。
後片付けがかなり楽になりました。

祖母は特に嫌がる様子もなく、いつも通り静かにしてくれていました。

※ゴミ袋を使うときは、顔を覆ったり首元を締めたりしないようにして、カット中は目を離さないでください。


介護において、髪を切るということ

美容院、1000円カット、自宅でのカット。

以前と同じように美容院へ行ったり、白髪を染めたりすることはできなくなりました。

それでも、できる範囲でさっぱりと、きれいでいてほしい。

その気持ちは変わりません。

爪のケアについても、書いています。
▶高齢者の爪切りは感染対策|目やにをきっかけに「爪の汚れ」に気づいた話

このケアについて

この記事はわが家でのやり方です。合う方法は、その方の姿勢の保ちやすさや頭皮の状態によって変わります。