しんどいことばかりじゃなかった|祖母との会話で思い出すこと

しんどいだけじゃないばあちゃんとの会話で思い出すこと 介護

今、末っ子の授乳をしていると、
思い出すことがあります。

第一子を授乳しながら、祖母と話していた日のことです。


その日は、祖母の調子がよかった

いつもは会話がかみ合わなかったり、
さっき話したことをもう忘れていたりする。

でもその日は、ちゃんと言葉が行き来していた。

私が授乳していると、祖母がふと言った。

「おっぱい出るのか?いいなぁ」

いつもそう言うな、と思いながら聞いていたら、
その日はその続きがあった。


祖母が、自分の話をしてくれた

祖母は、自分が授乳していたころの話をしてくれた。

「私は片方しか出なくてな、苦労したんだよ。」と。

特別な話じゃないかもしれない。
でも、そういう話を、普通にできた。

「ちゃんと話せたな」って思えた日だった。


こういう時間は、長くは続かない

次の瞬間にまた、同じことが繰り返される時間に戻っていた。

それが介護の日常だと、分かっていても。

それでも、あの会話は今も覚えている。

ばあちゃんとの生活は、全部が全部しんどいことじゃない。

同じように介護をしていて、しんどいことの方が多いと感じている方へ。
それでも、こういう日がある。

そのことを、伝えたくて書きました。


しんどかった時期のことは、こちらにも書いています。
動ける認知症が一番つらかった|在宅介護でしんどかった時期の話