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在宅介護に向いている人・向いていない人|「向いてない私」が7年続けてわかったこと

向いていないと思っても辞めなくていい 在宅介護を7年続けて分かったこと 介護
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在宅介護を始めるとき、「自分にできるだろうか」と思いましたか?

私は今も、正直わかりません。

7年続けてきた今でも、「私じゃなかったらできていなかったかもしれない」と思うことがあります。でも同時に、「私だからこそしんどかった部分もある」とも思っています。

在宅介護に向いている人・向いていない人、なんて明確な答えはないと思います。

でも7年続けてきた中で、「こういう人は長く続けやすいのかもしれない」と感じることがありました。

今、在宅介護をしていてしんどい方、これから始まりそうで不安な方に向けて、書きました。


在宅介護に向いている人

① 吐き出せる場所がある人

愚痴を言える友人、日記、SNS、なんでもいい。
どこかに気持ちを出せる人は、長く続けられると思います。

溜め込むと、どこかで限界がくる。吐き出す場所があるだけで、ぜんぜん違います。

私は辛かったとき、夫にとにかく話していました。
ここには書けないほどの「黒い」内容のこともたくさん話しました。

② 介護以外に「自分の時間」がある人

私は子育てに救われました。
子どもたちと過ごす時間が、介護とは別の「自分の場所」になっていました。

趣味でも、仕事でも、推しでも、なんでもいい。
介護だけになってしまわない時間があると、気持ちが楽になります。

③ 「教科書通りにやらなくていい」と思える人

話を丁寧に聞いて。
食事をバランスよく作って。
3時間おきに体位を変えて、おむつを変えて…

理想通りにできればいいけれど、24時間、毎日、できるはずがありません。

ポイントだけ押さえて、あとは「まあいいか。」それくらいに思える人の方が、長続きします。

④ 人やサービスに頼れる人

ケアマネさん、訪問看護、デイサービス、ショートステイ。
使えるものは全部使う、という割り切りができる人は在宅介護に向いていると思います。

ショートステイを利用することに抵抗感があった頃は、
リフレッシュの時間が全くなくて、毎日余裕がありませんでした。
「自分でやらなきゃ」が強すぎると、どんどん溜め込んでしまい、辛くなります。

ショートステイについてはこちらにもまとめています。
ショートステイを初めて使った日|罪悪感と、楽さと、「おかえり」と思えるまで

⑤ 小さな変化に気づける人

顔色、呼吸、食欲、反応。
ちょっとした変化を見逃さない人は、介護される側にとっても心強い存在です。

「なんか今日は違う」という感覚を大切にできる人は、在宅介護に向いていると思います。

「今日はなんか調子よさそう」そういう変化が分かると、やりがいにもなります。


在宅介護に向いていない人

※ここに当てはまっても、「介護をやめるべき」という話ではありません。
 「こういうときは、頼っていいサイン」として読んでもらえたら嬉しいです。

① 介護のせいで思考がマイナスになりがちな人

「介護があるから〇〇できない」という考え方は、長くは続けられません。
介護される側も、する側も、お互いに苦しくなってしまいます。

私は意識的に、その考え方を作らないようにしてきました。
確かに、介護と時間拘束があって旅行や遠出なども気軽にできません。キャパオーバーを感じて3人目の妊活に踏み切るまでに時間もかかりましたし、仕事も辞めました。

それでも、家にいなければいけないなら家の時間を充実させよう。ショートステイを利用するときは思いっきり遊ぼう。仕事は辞めざるを得なかったけど、そのおかげで子育てに集中できる。

状況は変えられなくても、思考を変えることはできます。

② 眠れない・食べられないが続いている人

睡眠と食事が取れていないのは、もう限界のサインです。

「寝れない」「食欲がない」が続いているなら、今すぐ誰かに助けを求めてほしいです。
続けることより、まず自分を守ることが先です。

③ 家族が老いていく姿を見るのが辛い人

できていたことができなくなる。
その変化を目の当たりにするのは、誰だってつらいです。

話を理解してくれない、粗相をする。
あんなに厳格な人だったのに…と
信じられないことがたくさん起こります。

受け入れるのに時間がかかる人、ずっと辛いままの人は、在宅での介護が精神的にとても重くなることがあります。

④ 正解を求めすぎてしまう人

「認知症の人への接し方」と調べるとたくさんの理想はでてきます。

ただ、それ通りにできる人、それ通りにしてうまくいく人は果たしているのでしょうか。

子育てにも正解はありません。
子どもによって性格や特性が違うからです。
産まれたばかりの赤ちゃんでさえ、個性があります。
そこから何十年も生きてきた人の個性は千差万別です。
正解がないのは当たり前のこと。

「これでよかったのか」をずっと抱えてしまう人は、消耗しやすいかもしれません。

⑤ 一人で全部やろうとしてしまう人

責任感が強い人ほど、陥りやすいです。
でも、一人でできる介護には限界があります。

「自分がやらなければ」と思い続けることが、結果的に介護される側にとっても良くないことがあります。
頼ることで長く続けることができます。


向いていないと感じたら

向いていない、と思った人に伝えたいのは、「だから施設に入れるべき」ということじゃありません。

向いていないなら、もっと頼っていい。もっとサービスを使っていい。一人で抱え込まなくていい、ということです。

正直に言うと、私はどちらかというと「向いていない」側の人間です。

介護がつらすぎて、眠れなくなったこと。
人には言えないような気持ちを、抱えた日のこと。
ショートステイを頼ることさえ「悪いこと」のように感じて、
ひとりで抱え込んでいたこともありました。

それでも、少しずつ「べき」を取り外して、7年続けてこられました。

たくさんの過去があって、今があります。

ひとりで抱えなくて大丈夫です。

ケアマネさんやショートステイに加えて、
保険外で必要なときだけ頼める介護サービス「イチロウ」もあります。
「今日だけ少し頼みたい」そんな日の選択肢に。

24時間365日対応の介護保険外のオーダーメイド介護サービス【イチロウ】

介護される人も、する人も、できるだけ穏やかでいられることが大事だと思っています。

同じように悩んでいる方に、少しでも届けばうれしいです。


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