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エアコンを嫌がる高齢者に、バレずに冷房|わが家の作戦【熱中症対策】

エアコンを嫌がる高齢者 どうする?熱中症対策 介護の日々のこと
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高齢者の熱中症予防に、エアコンは欠かせません。でも、当の本人が「もったいない」とエアコンを嫌がる——これ、介護あるあるだと思います。

わが家の祖母も、まさにそうでした。今日は、エアコンを嫌がる祖母と、こっそり冷やし続けた私の攻防の話をします。

祖母の在宅介護は、第一子が生まれた2019年から。いまは子ども3人を育てながら続けています(要介護1→現在は要介護4)。看護師として、2013年から2026年3月まで総合病院で働いていました。この記事は、その体験をもとに書いています。
プロフィール

「もったいない、消してくれー」の人だった

祖母は、節約家で「もったいない精神」が強い人でした。エアコンがついていると「消してくれー」と言うタイプ。

その世代の方には、よくあることだと思います。「昔はエアコンなんてなかった」「電気代がもったいない」。気持ちは分かります。でも、今の夏は昔の夏とは別物です。我慢は、命に関わります。

とはいえ、正論で説得しても、なかなか通じません。だからわが家は、作戦を変えました。

わが家の「バレない冷房」作戦

祖母に気づかれないように冷やす。そのためにやっていたことです。

  • 設定は28度:ガンガンに冷やすと気づかれます。「寒い」と感じさせない、ぬるめの設定に
  • 風量は弱:風が体に当たると「エアコンがついている」と気づかれるので
  • 風向きは上向き:直接風が当たらないように、天井方向へ
  • 本体の電源ランプをテープで隠す:ついているのがバレる光を隠します(笑)
  • リモコンも隠す:手元にあると、自分で消してしまうので

ここまでやるの?と思われるかもしれませんが、正論が通じない相手に、命を守るための現実的な工夫です。バトルして本人にストレスをかけるより、気づかれずに快適な室温を保つ方が、お互い平和でした。

寝たきりの今は、5月から24時間つけっぱなし

今の祖母は寝たきりで、自分でエアコンをどうこうすることはできません。だから作戦は卒業。暑くなってくる5月ごろから冷房を入れて、一度つけたら24時間つけっぱなしにしています。

「つけたり消したり」を考えるのをやめて、つけっぱなしにすると決めたら、気持ちがぐっと楽になりました。電気代より、命と、私の心の余裕です。

自分で温度を訴えられない人こそ、周りが「暑いかも」に気づいて、先回りして冷やしておくことが大切だと思っています。

まとめ

  • エアコンを嫌がる人には、正論より「気づかれない工夫」が効くことがある
  • 28度・風量弱・風向き上・電源ランプとリモコンを隠す
  • 自分で訴えられない人は、周りが先回りして冷やす
  • 「つけっぱなし」と決めると、介護する側の気持ちも楽になる

※体温調節が難しい方は、室温だけでなく、水分補給と体のサインの両方で見てあげてください。エアコンの設定温度は目安です。ご本人の様子を見ながら調整してください。

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