育児と介護が重なってつらい方へ

子どもを大切にしたい。
でも、介護も待ってはくれない。
どちらも大切なのに、優しくできない日があります。

ここでは、育児と介護のあいだで余裕をなくしていた私の体験と、少しだけ負担を減らせた方法をまとめています。

今すぐ誰かに聞いてほしいときは、相談できる窓口へ。

今の気持ちに近いものから

どれも当てはまる日もあると思います。読めそうなところからで大丈夫です。

子どもを優先したい。でも、介護も待ってくれない

子どもの声に応えたいのに、同じ時間に祖母から呼ばれる。どちらを選んでも、選ばなかったほうに申し訳なくなっていました。

どちらにも優しくできない自分が嫌になる

優しくできなかった日のことを、あとから思い出して自分を責めてしまうことがあります。私にも、思い出したくない日がいくつもあります。

私が倒れたら、この家は回らない

自分の代わりがいないと気づくと、「休む」ことすら罪悪感を感じるようになります。休みたいと思っても、どう休めばいいかわからなくなっていきました。

誰にも言えない気持ちを抱えている

わかってもらえない、というより、うまく言葉にできない。そういう時期が長くありました。

少しだけ、下ろしてみる

全部を手放す必要はありません。抱えているものをひとつ下ろすだけで、息ができる日があります。

  • 週に1回、手を抜く日を決める。わが家は毎週金曜日がレトルトカレーです。「ママ、これおいしい。毎日これがいい」と言われると少し複雑ですが、今は罪悪感もありません。
  • 誰かにSOSを出す。ケアマネジャーでも、家族でも、地域包括支援センターでも。うまく説明できなくても、「少し休みたいです」だけで大丈夫です。言葉にすることで、初めて周りに伝わることがあります。
  • ショートステイを使う。最初は罪悪感がありました。それでも、預けると少しホッとして、肩の力が抜ける感覚があります。今は罪悪感はなく、在宅介護を続けるために必要な時間だと考えています。
  • 家事をひとつだけ、外に出す。家族に頼む、外注する、家電を使う、宅配を利用する。全部は無理でも、ひとつ手放すだけで変わることがあります。

ゆんの体験記

第一子が生まれてすぐ始まった祖母との同居介護。迷ったこと、優しくできなかった日、それでも家に連れて帰ると決めた日を、13話に残しています。
今つらい方に、いちばん読んでほしい記録です。答えが書いてあるわけではありません。それでも、同じように迷った人がいたと知ることで、少しだけ「自分だけではない」と思ってもらえたらうれしいです。

第一話から読む 目次を見る

今日の気持ちを置いていく

きれいにまとめなくて大丈夫です。「疲れた」だけでも構いません。お名前もメールアドレスも必要ありません。

匿名で気持ちを送る

ここでお返事することはできません。それでも、届いた言葉はひとつひとつ読ませていただきます。返事や具体的な助けが必要なときは、下の窓口を頼ってください。

返事がほしいとき

ここから先は、実際に人が答えてくれるところです。頼っていい場所です。

担当のケアマネジャー
介護サービスの調整や、今の負担について、まず相談したい相手です。「限界です」「休みたいです」と伝えて大丈夫です。
地域包括支援センター
介護の困りごとの総合窓口。「お住まいの市区町村名+地域包括支援センター」で検索できます。
市区町村の子育て支援窓口
一時預かり、ファミリー・サポート・センターなど、子どもを短時間みてもらう方法を教えてもらえます。
よりそいホットライン 0120-279-338
※050から始まるIP電話からは050-3655-0279
24時間・通話無料。どんな内容でも聞いてもらえます。
こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
お住まいの都道府県の相談窓口につながります。

※電話番号と受付時間は変わることがあります。最新の情報は各窓口の公式サイトでご確認ください。