なめていた私のダブルケア 第8話
ー子育てと在宅介護が同時に始まった、私のダブルケアの記録ー
シリーズ一覧▶なめていた私のダブルケア
私の夫は、
私を尊敬していると言ってくれる。
いつも「いいよ、いいよ。」と言ってくれるから
どうして私の意見に反対しないの?と聞くと、
『俺は思ったことをすぐ言っちゃうけど、
◯◯はたくさん考えてから話すでしょ。
◯◯が俺に話した時点で
たくさん考えた結果だから。
言い方は悪いけど、
俺は「いいよ」としか言うことがない。
考えてないわけじゃないんだよ?』
そんなことを言っていた。
夫は仕事をしているので、
平日は基本的にワンオペだ。
それでも、できるだけ早く帰ってこようとしてくれている。
夫は仕事から帰ると
次の日の夜ごはんの仕込みをして、
キッチンをリセットする。
朝は、
食洗機の食器を片付けて、
子どもたちの園の準備をする。
ゴミをまとめて捨てて、
それから仕事に行く。
私の止まらない話を聞きながら。
私が育児と介護に向き合えるのも、
私が心を壊さずに立っていられるのも、
間違いなく
夫が夫だったからだと思う。
私が倒れたら、この家は回らない。
でも、
夫がいなければ
そもそも私は立っていられないのだと思う。
10年以上一緒にいる夫は、
私の意見に反対することはほとんどなかった。
私が決めたことを、
いつも受け止めてくれていた。
でも、
一度だけ。
夫がはっきり反対したことがある。
それは、
祖母が脳梗塞を起こしたときのことだ。
この記事は「なめていた私のダブルケア」第8話です。
第9話▶
9|妊娠中、私は祖母に優しくできなかった
「なめていた私のダブルケア」シリーズ一覧はこちら
なめていた私のダブルケア

