「介護しながら仕事もしてるんですか?すごいですね」
そう言われるたびに、
「すごい」というより「そうするしかなかった」という気持ちになります。
3人目を出産する前まで、育児と介護をしながら看護師として働いていました。
今日は、そのころの実際の1日を公開します。
「自分だけじゃないんだ」と思ってもらえたら、それだけで書いた意味があります。
当時の家族構成
・未就学の子ども2人(上の子と真ん中の子)
・祖母(要介護4・認知症)
・夫(フルタイム勤務)
・私(時短看護師のちにパートになります・外来勤務・9〜15時)
働いていた頃の1日
6:30 起床
自分の身支度をして、前日の夜に回しておいたドラム型洗濯機から洗濯を取り出して畳む。
子どもたちが起きる前の、唯一ひとりの時間。
7:00 子ども起床
着替えの手伝い、身支度の声かけ、朝食の準備、食べるように声かけ、髪を整える。
上の子と真ん中の子、2人同時進行。
いっぱいいっぱい声かけをしないと動いてくれません…。
7:30 夫が子どもたちを園へ送り出し
園への送迎は夫担当です。車まで乗せて「いってらっしゃーい」と手を振る。
ちょっとホッとする瞬間です。
ここからが介護タイム。
祖母のおむつ交換、車椅子への移乗、朝食の準備・介助、薬を飲んでもらう。
子どもたちの食器の片付けや、パジャマや昨晩洗えなかった洗濯を回す、気になるところの掃除も少しやります。
余裕があれば夜ご飯の下準備もします。
先取りでやらないと回りません。
バタバタしながらも、この時間に全部終わらせる。
8:10 デイサービスのお迎え
車椅子で玄関に待機。
送迎スタッフさんに祖母を引き渡す。
この瞬間、第一ラウンド終了です。
8:15 出勤
デイサービスのお迎えから出勤まで、5分。
やりたいことがあればやりますが、スマホ見たり、ぼーっとする時間です。
あっという間ですね。
職場までは車で15分ほど。
車でテレビの音を聞くことが、貴重で大切な自分の時間です。
職場に着くと、第二ラウンドスタート。ちょっとため息が出てしまう状態です。
9:00〜15:00 勤務
外来での時短勤務。
看護師として患者さんと向き合いながら、頭の片隅では「今日の夕飯どうしよう」「子どもたちは楽しく過ごしているかな」「祖母は調子どうかな」が常にあります。
15:30 帰宅・夕飯の準備
帰宅してすぐ洗濯を畳み、夕飯の下準備。
お風呂がすぐに沸かせるように軽く湯船を洗います。
ここで少しでも進めておかないと、後が大変です。
16:00 園へお迎え
子どもたちを迎えに行く。
「今日どうだった?」と話を聞きながら帰宅。
16:30 祖母帰宅
デイサービスから祖母が戻ってくる。
ここから、子どもと祖母、両方同時進行の時間が始まる。
17:00 夕飯
子どもたちへの食事、祖母への食事介助。
自分は食べているのか食べていないのか。口の中に入れている感覚です。
18:00 お風呂
子どもたちとお風呂に入ります。
その後、祖母をベッドへ戻す。この時間帯が一番バタバタしていました。
そんなこんなしていると、夫が帰宅。
私のマシンガントークを聞いてくれます。笑
帰宅早々に「あれやって、これやって」と言う日も。
(お腹空いているだろうに、ありがとうございます。)
20:00 片付け・寝かしつけ
子どもたちと部屋の片付け、歯磨き、寝室へ移動して絵本。
1日にあったことを子どもたちに聞く時間。
このルーティンがないと(特に上の子は)寝れないようで、大切な時間です。
21:00 就寝
これが理想の流れ。
うまくいかない日の方が多かったけれど、これを目標にしていました。
このスケジュールを回せていた理由
「よくこなせていたね」と自分でも思います。
いくつか理由があります。
まず、デイサービスの時間に合わせて仕事のスケジュールを組んでいたこと。
祖母がいない時間に出勤して、帰宅に合わせて戻れるよう、外来への異動と時短勤務をお願いしていました。
時短勤務も子どもが3歳までと決まっていたので、後にパートに切り替えました。
時短勤務もフルタイムに戻ることが前提の制度でしたが、事情を考慮してもらいフルタイム復帰せずにパートに切り替えさせてもらいました。
そして、夫に任せられることは任せていたこと。
最初は働いているし申し訳ないなという気持ちもありましたが、明らかにキャパオーバーを感じてからは意識して頼るようにしています。
園の送り出し、夜のキッチンのリセット、ごみ捨て——少しずつ頼んでいます。
ダブルケアをしていて、手放したことについてまとめています。
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朝と夕方は猫の手も借りたい気持ちになります。
自費の介護サービスがあるということを知っておくと気持ちが楽になります。
▶24時間365日対応の介護保険外のオーダーメイド介護サービス【イチロウ】
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私は人に頼ることが苦手で自分で抱え込むことが多かったです。
そのため、自分の時間はほとんどありませんでした。
大好きだったドラマも音楽も子どもが産まれてからすっかり見ない・聞かないになりました。
何かひとつ崩れると、全部が崩れる感覚。
祖母の体調が悪い日、子どもが熱を出した日は、もう全部が狂います。
仕事を続けてよかった、と思う理由
産前まで働き続けて、よかったと思っています。
介護だけになると、世界が狭くなります。
職場に行くことで「介護以外の自分」でいられる時間がありました。
患者さんと話して、スタッフと笑って、それが吐き出し口になっていました。
崩れながら、助けを借りながら、ここまで続けることができました。
3人目出産後のスケジュールについてもまとめています。
▶ダブルケア家庭の1日スケジュール|子ども3人育児と祖母の在宅介護を両立する生活
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