「掃除機をかければダニ対策になる」と思っていました。
でも調べてみると、かけ方によって効果が全然違うということが分かって。
むしろ「普通にかけるだけではほとんど意味がない」
という事実を知ったときは、かなりショックでした。
子どもがダニアレルギーがあり、舌下免疫療法をはじめることになりました。
▶子どものアレルギーに舌下免疫療法をはじめます|きっかけはキウイを食べていないのに目が腫れた日
掃除機でダニは吸えるの?
結論から言うと、生きているダニは掃除機でほとんど吸えません。
ダニは脚の先にカギ爪と吸盤を持っていて、繊維にしっかりしがみついています。
掃除機で吸おうとしても、カーペットや布団の繊維の奥に逃げ込んでしまいます。
「えっ、じゃあ掃除機意味ないの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。
掃除機が得意なのは、ダニの死骸・フン・皮脂・フケなどのアレルゲンを取り除くことです。
実はこれがとても重要で、
生きているダニよりも死骸やフンの方がアレルギーを引き起こす力が強いと言われています。
だからこそ掃除機がけはダニ対策として意味があるのです。
効果的な掃除機のかけ方
ポイント① とにかくゆっくり動かす
これが一番大事です。
素早くかけると、繊維にしがみついているダニを吸い取れません。
1㎡あたり20〜30秒を目安に、ゆっくりヘッドを密着させながらかけましょう。
「こんなにゆっくりでいいの?」というくらいのスピードが正解です。
ポイント② 縦・横・斜めとさまざまな方向にかける
一方向だけでなく、縦・横・斜めと方向を変えながらかけることで、
毛足の間に入り込んだゴミを逃さず吸い取れます。
カーペットは特に、毛足を起こすようにヘッドを動かすのがポイントです。
ポイント③ 表と裏の両面をかける
ダニは暗い場所を好みます。
布団やカーペットの裏側に移動していることも多いので、
表だけでなく裏面にも掃除機をかけることが大切です。
ポイント④ 布団乾燥機のあとにかける
掃除機は「ダニの死骸やフンを吸い取るもの」と覚えておきましょう。
つまり先に布団乾燥機でダニを死滅させてから、掃除機をかけるという順番が正しいやり方です。
乾燥機だけかけて終わりにしてしまうと、死骸がそのまま残ってアレルゲンになってしまいます。
布団専用のクリーナーを使うと、
通常の掃除機より吸引力が高く、
たたきヘッドでダニの死骸をかき出しながら吸い取れます。
ポイント⑤ 掃除機がけの前に布団を軽くたたく
掃除機をかける前に布団を軽くたたくと、
内部に潜んでいたダニの死骸やフンが表面に浮いてきます。
その後に掃除機をかけると、より多く吸い取れます。
場所別・掃除機のかけ方
布団・シーツ 乾燥機でダニを死滅させてから掃除機をかける。30秒/㎡が目安。表・裏両面を忘れずに。
カーペット・ラグ ヘッドを密着させて毛足を起こすようにゆっくり動かす。縦・横・斜めの3方向でかける。週1〜2回が理想。
ソファ 隙間や背もたれの裏など、ダニが潜みやすい場所を重点的に。ダニ用スプレーと組み合わせるとより効果的。
ぬいぐるみ 可能なものは洗濯を。洗えないものは掃除機で丁寧に吸い取る。
▶ダニ用スプレー
正直なところ…
これを知ってから「毎回ゆっくり丁寧にかけなきゃ」と思うと、少しプレッシャーになりました(笑)
忙しい育児・介護の毎日の中で、毎回完璧にやるのは難しいです。
でも「何もしないよりはマシ」というくらいの気持ちで、できるときにできる範囲でやる。
それが続けるコツかなと思っています。
まとめ
- 掃除機で生きているダニは吸えない
- 掃除機が得意なのはダニの死骸・フン・アレルゲンの除去
- ゆっくり・縦横斜め・表裏でかけるのが正解
- 布団乾燥機→掃除機の順番が効果的
- 完璧じゃなくていい、できるときにこまめにやる
我が家がやっているダニ対策については他の記事でもまとめています。
▶布団乾燥機でのダニ対策はこちら
布団が洗えない我が家のダニ対策|洗濯がすでに限界なので乾燥機に頼ることにした
▶ダニが増えやすい場所と季節はこちら
※この記事は看護師である筆者が調べた内容をもとに書いています。医療的なアドバイスではありません。

